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医薬品情報のプロとして働くMRになるには

MRは医薬品情報を取り扱う専門家ですが、薬剤師のように医薬品を処方する職業ではありません。薬剤師のように薬学部を卒業して薬剤師国家試験に合格する必要はなく、学歴や国家資格がなくても働くことは可能です。医薬品情報のプロというと薬学部や理学部といった理系学部の出身ではないとなれないイメージがありますが、実際には文系学部出身で働いている人も多いです。学部は関係なく、製薬会社の就職試験で採用されれば働くことは可能です。ただし、採用条件で大卒以上の学歴を設定していることが多いので、中卒や高卒も、専門学校の学歴だと応募不可能になっているケースもあります。大手の製薬会社は採用されるための倍率も高いので、難関大学出身であることが条件になる可能性も高いです。

採用されてからの勉強はしっかりと

MRに採用されると、ほとんどの企業で医薬品についてしっかり勉強することが義務付けられます。国家試験はありませんが、認定試験があるので、この試験に合格しないと責任ある仕事は任せてもらえないことがほとんどです。ほとんどの人は認定試験に合格してから就職しています。新人だと半年間は研修をして、認定試験に合格したら実務経験で実力を磨いていきます。男女の割合では男性が8割以上で圧倒的に多く、専攻分野別では文系が約44%、理系が23%、と文系が多いのが特徴です。就職してからは理系の勉強が必要ですが、文系出身でも就職は可能ということです。女性の割合は少ないですが、2000年以降は女性の割合が増えていて、一生この仕事を続けることを目標にしている人もいます。

製薬会社の営業マンとして働くことも

医療者に医薬品の情報を提供するだけではなく、自分が担当している医薬品を販売するのもMRの重要な任務です。売上目標が課せられていることが多く、個人の売上が月収や年収に反映されるのが一般的です。好成績を出せればインセンティブがつきますし、その逆であれば収入が低くなります。実力主義の世界なので、このプレッシャーに耐えられなくて辞めていく人もいます。営業の仕事が好きで、売り込むのが得意、実力主義の方が気質にあっている、という人であれば活躍できる可能性が高いです。医師や薬剤師と話をする機会が多いので、コミュニケーション能力も重要です。しかも相手は医療や医薬品のスペシャリストなので、対等に話ができるように常に勉強をしておく必要があります。薬や病気の勉強、論文発表、シンポジウムへの参加などやることがたくさんあります。